ルテインとは野菜や果物に含まれるカロチノイドの一種で、強い抗酸化作用を持ちます。
ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる成分で、人間の体内器官や皮膚にも存在し、乳房や子宮頚部に多く存在しています。
特に眼の水晶体と黄斑部にはカロチノイドの中でもルテインとゼアキサンチンしか存在していないため、眼が正常に機能するためや、加齢による視力の衰えを防ぐための重要な働きを果たしています。
一般に、目の生活習慣病といわれている白内障、緑内障、黄班変成症は、中高年を中心に増え続けていますが、これらは、紫外線などから生じた活性酸素が目の細胞を傷つけているために起こると考えられています。
上に書きましたように、眼には活性酸素の害を相殺するルテインやゼアキサンチンが備わっています。
しかし、年齢とともにルテインを吸収したり代謝する能力が劣ってきたり、食生活の欧米化でルテイン不足の状態になってきており、このためルテインを補給するサプリメントを積極的に利用する人が増えています。
ハーバード大学では、ルテインを多く含むほうれん草を食べることによって白内障の発生率が大幅に低下、さらに、ルテインを摂取したグループは、そうでないグループに比べて黄班変成症の罹患率が43%も低下したという結果が出ています。